怒濤の詰ん読解消日記

つんどくダイアリー

旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊

【ネタバレあり】「ファイブスター物語」14巻が出たので振り返りつつの感想を【8巻まで】

ファイブスター物語 14 (ニュータイプ100%コミックス)

 待つこと2年半…バッハトマとの抗争が続くマジェスティックスタンド、ベラ国を守るために戦うAP騎士団ツラック隊の運命やいかに?

 …みたいなところですがここまでが長い…あとおとぎ話と言うより戦記物みたいになってきていて時間軸もいろいろ飛び回るから軽く混乱している…

 なので、おさらいも兼ねて流れをまとめつつ読み返していきました。

 …で、本当は14巻までやりたかったんですが8巻までで力尽きて一旦区切り。

 ※ここから先にはネタバレがあります。

第1巻 (1987/5/21初版発行)

ファイブスター物語 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

 すべてはここから。

 この物語の核となるMHマイスター、レディオス・ソープとファティマ・ラキシス、黄金のMHナイト・オブ・ゴールド(KOG)が出揃う第一巻。

ジュノー3960「プロローグ」

 プロローグにして最後のエピソード(と書いてある)

 黒騎士バッシュとレッド・ミラージュの一騎打ちでロボ好きのハートをがっちりキャッチ。

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 何度見ても謎の高揚感があって格好いい…

アドラー2988「第1部第1話/運命の3人の女神パート1・ラキシス」

 アドラーで行われるファティマ・ラキシスのお披露目にまつわるごたごたとKOGの無双無敵っぷりが容赦なく伝わる一巻。

 王子様が約束通りお姫様を迎えにくる、割と素直な勧善懲悪もので「おとぎ話」の呼び方がなるほどよく似合う。

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(「ファイブスター物語」より)

 とはいえハートをがっちりキャッチしてくるKOGの登場からの大活躍。1巻まるごと1話みたいな感じでオチまでもっていっているからほんと震えた。

 このエピソードは映画化もされています。ラキシス役の川村万梨阿さんが作者の嫁だと知ったときほんと出来すぎだと思った。

 しかしこの超噛ませ犬、デコーズ・ワイズメルが後にあれほどの活躍を見せるとは誰も想像してなかったのではないか。

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(「ファイブスター物語」より)

第2巻 (1988/7/1初版発行)、第3巻 (1990/9/1初版発行)

ファイブスター物語 (2) (ニュータイプ100%コミックス)

 コーラスとジュノー、クローソーのエピソード。

アドラー2988「第1部第1話/運命の3人の女神パート1・ラキシス」エピローグ

 1巻の後日談のようなもの。ソープの正体とかヤクト・ミラージュとか。

ジュノー2989「第1部第2話/運命の3人の女神パート2・クローソー」

 ジュノーのコーラス王朝とハグーダ共和国との戦争、そしてその裏に動く大国の話でもあります。

 マスターではないコーラスⅢ世とともにジュノーに行ったクローソーも当然これに巻き込まれ。ソープやラキシスなども参戦しての戦になっていきます。

 個人的にこのエピソードが一番好き。特に後半。ジュノーンのファンです。

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(「ファイブスター物語」より)

アドラー バストーニュ4071

 A・K・Dに支配されている時代の、レジスタンスの隠れ家での一幕。

 クロトは以降、本編に登場できてないので早くコーラス・シックスのエピソードはよってずっと思ってます (書かれる日は来るんだろうか…黒騎士vsレッド、パトラクシェとの一騎打ちでもう満足してそう)

ボォス2989「PRE TRAFFICS」

 コーラスの戦から戻った騎士ブルーノ、AP騎士団ヤーボのエピソード。

 どちらも先の戦ではコーラスと敵対してた側だけど(AP騎士団は結局参戦はしなかったけど)、このシリーズにおいては絶対悪は存在せず、むしろ次にスポットが当たっていく。

4巻 '(1991/10/1初版発行)

ファイブスター物語 (4) (ニュータイプ100%コミックス)

ボォス2989「TRAFFICS1」

 ボォス星のカステポーで起こるMH狩りの事件。流れてきたミューズとファティマ・静がそれに巻き込まれていくエピソード。

 ヤーボやヒッター子爵、バーバリュース・ビィなど後の重要人物もちらちら居たりします。(ビィは正確には娘のクリスがね)

 でも4巻ではそれは一旦おいておかれて。

「SILVER KNIGHT」

 剣聖ダグラス・カイエンと反政府組織にいたA・Tのエピソードになります。ミューズがカステポーに来た3ヶ月ほど前の話になるよう。

 読み返すとカイエンの強さはもっと化け物じみてるはずなんだよなあって思ってしまうところもある。1対1には強いけど絡め手には弱いのかもしれない。

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(「ファイブスター物語」より)

 カイエン氏、1対1でも割とだめだった。

 だいたい三枚目役のカイエン氏ですけどそれだけにアウクソーとの関係がほほえましいところがあるかもしれないですしやっぱりモテてる。どういうことだ。あとA・Tはかわいい。

5巻 (1992/11/20初版発行)

ファイブスター物語 (5) (ニュータイプ100%コミックス)

 この巻は断片的なエピソードが続く。ほんとに唐突に始まって唐突に終わる。でも好き。

アドラー2629「五つの星の物語」

 ファティマとのツレションから始まるストーリー。なんだこれ。

 バランシェとソープ、ファティマ・クーンと剣聖デイモス・ハイアラキの出会いエピソード。

「TAIKA」

 はるか過去のエピソードと、

OVER THE 7777「NEW WORLD」

 はるか未来のエピソード。しかも異世界。

デルタ・ベルン2989

 そしてまた2989へ。ソープとバランシェに焦点を当てた掌編。

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(「ファイブスター物語」より)

 42番目のファティマ・ユーパンドラもここでその存在が明かされて、後々これが歴史に繋がっていく。

「TRAFFICS1」

 ボォスのカステポーに話が戻ってきまして、今度こそMH狩り編クライマックス。

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(「ファイブスター物語」より)

 本格的にキレはじめるサンダードラゴン。

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(「ファイブスター物語」より)

 颯爽と登場する破裂の人形超すき。ファンです。起動シーンから超かっこいい。

 ミューズくんの修行編でもあるこのエピソードも結構スカッとする勧善懲悪でわかりやすく、好きなエピソードの一つです。バングがかっこよすぎるってのはやっぱりあるけど。

 それはそれとして

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(「ファイブスター物語」より)

 割とひどい。

 このいろんなところに話が飛ぶシリーズのなかでアイシャさん皆勤賞なんだよなあ。純粋にすごいぞ。

 最後にはあのデコーズくんふたたび。

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(「ファイブスター物語」より)

 いろいろとまさかの登場である。いやほんとに。

6巻 (1994/3/20初版発行)

ファイブスター物語 (6) (ニュータイプ100%コミックス)

 2121年、ボスヤスフォートの反乱から始まる今巻。

 雑魚っぽい感じなんだけどこの人も後にああなるとは…

 チラ見せられるヤクトの禍々しさも良い。

ボォス2992「運命の3人の女神・放浪のアトロポス」

 引き続きカステポーを舞台にしたエピソードです。

 ドラゴンの残す「命の水」を巡っての諍いにソープが巻き込まれてA・K・Dが後に引けなくなるっていう…

 ただその前に彼の力がなぜか及ばなくなり、A・K・Dのほうが大変なことに。いやほんと大変なことに。ラキシス無双。

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(「ファイブスター物語」より)

 いやほんと…あれこの子ほんと強い…?

 アマテラスとラキシスの二人は存在がもうチートじみてるからむしろ驚くほどじゃないのかもしれないけど…

 ここで(面白半分に)反乱起こしたミラージュの面々も後々出てきて面白いし、異界からやってきた謎の軍勢とかスペクターとかあっちの世界との繋がりとかも興味を惹きますよ。(投げっぱなしの予感はするけど)

「ZANDA CITY」

 ふわっとしたファンタジーぽかった世界観が一気に悪徳の街に。

 (それとは知らない)メヨーヨ王子にファティマの娼館から解放されたパルスェットとエスト。陛下を追うアイシャ。起動してしまったヤクト・ミラージュ。

 謎の生物すえぞうもここで登場。

7巻(1995/4/30初版発行)、8巻(1997/2/28初版発行)

ファイブスター物語 (7) (ニュータイプ100%コミックス)

ボォス2992「運命の3人の女神・放浪のアトロポス」

 前巻から戻ってきた。ようやくアトロポスの登場。

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(「ファイブスター物語」より)

 堂々と登場するオージェも熱い。

 あと有能すぎる社畜アーレン・ブラフォードの本気。見てると心が痛い。付き添ってる京が不憫。ほんとに。

 いやでもブラフォードもいかんと思うよこれ。忠義忠義ってその実、思考停止していることに他ならないし。雇い主であるスカとかバローとかもそう無茶言ってない(そこまで期待していないことの裏返しでもある)けど、なんか勝手に自分で自分を追い込んでる感じがすごい痛々しい。なんだこの話。

 後半になるともう戦争もの。命の水を追い求めるバロー軍とソープを捜索するA・K・D軍が交戦することになります。

 バロー側のパイドバイパー騎士団MHとA・K・Dの激突。登場するアイシャとテロル・ミラージュ。これがまた格好いい。このマンガMH登場するところがほんと格好よくて。

 さらに、MHの登場で言ったらシリーズ最強な登場シーンが今巻にはありますね。そうヤクト・ミラージュです。

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(「ファイブスター物語」より)

 それ以外の言葉がないよね…

 ルン仕様シュペルダーのバスターランチャーといい見所が多い。

 割と慈悲のない戦場で格好良い格好良いばかりじゃないんですけど、そういったところは各々読んで貰えれば。そういった泥臭い戦争ものも好きなのかなって思っているところがあるから、14巻とかもあーって感じで読んでます。

デルタ・ベルン4100「運命の3人の女神/放浪のアトロポス・デルタベルン4100=Bサイド=」

 このめっちゃ初めっからクライマックスエピソード。

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(「ファイブスター物語」より)

 本当にここまでのエピソードをまとめて読みたい。でもこれでもう最終回みたいなもんだから書かれることはないかなとも思ってる…

 パトラクシェも良いよね。スピードミラージュが明らかにマークⅡ。(とか思っていたら14巻でホントにMk-Ⅱって名前で出てきたのがいてマジこれ)

 さらによくよく考えたら今最新巻でやってるマジェスティックスタンドも、4100年からすると過去の話なんよね。なんかもう歴史を感じる。登場人物の子孫とか出てくるしさ。

 代を重ねる騎士とずっと変わらない(でも永遠ではない)ファティマとの対比がこう、また切なさを出してくるんですが。


 ここからさらに話がややこしくなっていくんだけど一旦区切り。

 これだけ長編だと電子書籍とか出ていれば買いやすいんですが…絶対出なさそうなシリーズでもある。

 手持ちの既刊も(物理的な意味で)どんどん古くなってしまっているからそういう面でも電書版ほしいんだけどもね…

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