つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

読み返したくなるのは名作の証? たまに無性に読み返したくなるオススメ漫画たち

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anond.hatelabo.jp

 というエントリを見かけまして。

 私もあまり読み返すほうではないのですが(それより積んでいる本たちが…)、たまに無性に読み返したくなる漫画ってあるなと思ってちょっとピックアップしてみました。

闇金ウシジマくん

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

 闇金融カウカウファイナンスの経営者ウシジマくんとその客だったり関係者だったりの喜怒哀楽ストーリー。

 題材が題材なだけにだいぶブラックで、闇金でクビが回らなくなって詰んだみたいな話からチンピラにヤクザの抗争、ネットワークビジネスなどの問題までそっち系が幅広い。

 ウシジマくんはウシジマくんで、善でも悪でもなくただ金を貸してつけ込む隙があったら食い物にするというえげつなさがまたいい。始めから騙そうとはあんまりしていないが油断したら殺られる感

 どうして唐突に読みたくなるのかはよくわからないけど僕的にはヤクザの抗争とかより初期の頃のパチンコ代を闇金に都合しに来るような一般人が破滅してくやつのほうが好きです。

HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)

 辺境に生きていた少年ゴンがハンター(要するに冒険者みたいな感じ)だという父親の後を追いハンターを目指して冒険をしていくという設定は結構王道のマンガ。

 でもやっていることは能力バトルと高度な頭脳戦。

 結果を知ってるんだけど、それがうろ覚えになった頃になんとなく手にとってまた結果知ってるんだけどあーやっぱ天才だこの人みたいなふうに思ってます。

 読んでて32巻が出たのが2012年ということに気づいて絶望した。(現在33巻まで、33巻は2016年刊行)

孤独のグルメ

孤独のグルメ2

 個人の雑貨輸入商井之頭五郎がひたすら一人で飯を食う漫画。

 本当に飯を喰いながらぶつぶつ言ってるだけの漫画なんだけど不思議な味がある。なんかこう何度読んでもじわじわくる。

 ドラマは深夜に放映されて飯テロを起こした後原作者がさらに煽りを入れてくるというテロをやっておりましたね…(それがSeason5まで続いてる

孤独のグルメ Season5 DVD BOX

孤独のグルメ Season5 DVD BOX

ファイブスター物語

ファイブスター物語 (13) (100%コミックス)

 五つの惑星で起こる戦争と歴史を舞台とした人間と騎士とファティマとモーターヘッド(MH)の果てないファンタジー。

 MHの格好良さとファティマのはかなさ、騎士の強さという部分的な魅力と、全ての物語が断片的に語られてそして全てが繋がっていくという部分と全体の構成がすごくたまらない。

 まあ新刊が出るたびに読み返さないといけないほど間が空いてるという話は置いておくにしても、印象的な場面が多くて先を知ってても飽きず、また読みたいという妙な中毒性があるのは確か。リブートしても泣かない。

 (僕的に、慣れ親しんでいたデザインとか呼称とかが一気に無かったことにされてるようでちょっとかなしいところはあるのですよね。でもそういうところも含めてそういう作品だしなあ…)

封神演義

封神演義 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 中国・殷王朝で悪逆の限りを尽くす仙人、妲己を封じるために「封神計画」を実行する太公望とその仲間たちの異能バトル。

 もとは中国の古典なのですが現代風にアレンジされてて読みやすく面白い。

 バトルシーンも多めですが話のキモは封神計画の行く末だったり、太公望が自分ではあんまり闘わない軍師系だから一つ一つの戦いより全体の動向のほうが重視されてる感じだったりがジャンプバトル漫画としては異質かも。

 あのあっさりめな感じの絵と雰囲気が好きで読み返したくなるのかしら。

美味しんぼ

美味しんぼ 111 (ビッグコミックス)

 東西新聞社文化部の社員山岡と栗田さんが「究極のメニュー」を決めていく企画で、食のうんちくを披露したり料理で問題解決したり美食家海原雄山との壮大な親子喧嘩に発展したりしていくやつ。    読み返す、というけど実は全巻読破していません。でもなぜか不定期に1巻からまた読みたくなる。つまり最初のほうは何度も読んでる

 ストーリーは短編連作式なので、適当なところから読み始めてもだいたいわかるというのもあるのかもしれない。

将太の寿司

将太の寿司(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 見習い寿司職人将太が、様々な壁にぶつかりながら成長していく料理ものドラマ。

 いろいろ難問が出てくるけれどだいたい寿司で解決していくのはお約束でもありますが寿司ってすごい…

 題材は寿司ですが中身はスポ根みたいなところもあり、寿司に関するうんちくなども面白く、ふとしたときに(特にお寿司を食べてるときに)思い出すわけです。これが地紙の型か…! みたいなのを(わかってない

 (余談ですが確か実写ドラマもやってて、小手返し一手がスパーン! と決まるの楽しみにしてたけど実際は握り込んでるだけみたいな感じでああ~まあそうか~って感じになったのも覚えてます)

 二世が活躍する続編シリーズも出ていてこちらも好きでした。でも結構早く終わってしまった…

モッちゃん

モッちゃん 5 (白夜コミックス)

 俺が打とう…お前の金で…

 というクレイジーとしか思えないひと言で代打ちをするホールの救世主モッちゃん。そこからなぜか爆連するのはファンタジー。

 いろいろと負けが込んで追い詰められたパチ屋の客が救われていく話ではあるんだけど妙な人生哲学じみた重さがじわじわくる。

 うちにあるのはパチスロ4号機時代の漫画なので、ちゃんと出ていた時代の懐かしさもあってたまに見かけたら読んでしまいます。

 パチンコとかパチスロとか全く知らない人からするとよくわからないわって感じだろうとは思いますがw

 それはそれとして検索してみたらなんか新書がでていてこれは…って顔に。

覇王大系リューナイト

覇王大系リューナイト(上) (ホーム社漫画文庫) (HMB I 3-6)

覇王大系リューナイト(下) (ホーム社漫画文庫) (HMB I 3-7)

 剣と魔法の世界アースティアを舞台にした音速の騎士(見習い)アデューたちの冒険物語。

 漫画版は3巻と短いけれどバトルとアツさはぎっしり詰まってる。

 アニメとだいぶ違ってたのが最初に読んだとき新鮮で、だから余計に思い出深くて読み返したくなるのかもしれないです。

 あとSD風ロボと勇者と姫が好き。パッフィー・パフリシア略すとぱふぱふになることに20年越しで気づくなど新しい発見もあります(違う

 というかもう20年以上前の作品になるの…文庫版でも2010年、だいぶ絵が変わってる感じあるなあ…

アウターゾーン

アウターゾーン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 謎の美女ミザリィが水先案内してくれるオカルトホラー連作短編。

 1話完結で読みやすい、ひねりの効いたストーリーがいいです。

 漫画など創作物が有害だとして禁じられて焼かれる話はなかなかつらいものがある。

成恵の世界

  成恵の世界(13)<成恵の世界> (角川コミックス・エース)

 ちょっとオタクっぽい普通の男子であるところの和人くんとハーフ宇宙人成恵ちゃんのラブでコメってストロベリってるSF漫画。

 ああなんかこう夢が詰まってる…

 ゆるい雰囲気の癒やし系SFでもある。

ブラック・ジャック

ブラック・ジャック 1

 無免許の天才外科医ブラック・ジャックが様々な患者を治療していくヒューマン・ドラマです。

 ブラック・ジャックは法外な料金を請求する凄腕の外科医で、どんな困難な治療もこなしていくわけですが、まれに上手くいかなかったり、「手術は上手くいっても」上手くいかなかったり。人間の業を感じたり。

 最後に去っていく背中が全てを語ってる感じがかっこいい…

 現在連載中のヤング・ブラックジャックも良い味出してます。

 また個人的には、こっちのリアルな表紙のほうがなじみ深かったりします。

 子どもの頃は図書館にあった上製本を何度も読んでました。

 今は新シリーズで連載再開していますのでそちらもアリ。

コータローまかりとおる!

コータローまかりとおる!(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 私立鶴ヶ峰学園でヤンチャな空手使い新堂功太郎と幼なじみで風紀委員の美少女渡瀬麻由美を中心にいろいろバタバタする学園バトルラブコメ。巻数はすごいけど劇中時間は全然過ぎてないというマジック。

 ちびちびと集めました…今は電子書籍版があるんですね…いい時代や…でも「L」がないぞ…?

GS美神 極楽大作戦!!

[まとめ買い] GS美神 極楽大作戦!!(少年サンデーコミックス)

 がめついボディコン霊能力者(ゴーストスイーパー)美神令子、時給255円でこき使われるが美神のボディコン力に目がくらんでむしろ喜んでるスケベニンゲン横島忠夫、やさしい巫女幽霊おキヌちゃんのいる除霊事務所メンバーのオカルトバトルコメディ。「極楽へ、逝かせてあげるわ!」が決めゼリフ。

 出てくる人物も多様多彩でストーリー性もあって楽しいです。横島くんが地味に強くなっていくのが地味に好き。

 作者は現在「絶対可憐チルドレン」を連載中の椎名高志先生で、絶チルの雰囲気が好きなら全然楽しめるはず。

 長寿連載さすがですなあ…

 同作者の「MISTERジパング」とかも好き。織田信長と愉快な仲間達が無茶するやつ。

鬼切丸

鬼切丸(1) (少年サンデーコミックス)

 鬼となったものを切る、神器名剣・鬼切丸。その刀をもつ少年が鬼と対峙していくホラーオムニバス。

 女の人の怨みやねたみ、強い感情が鬼に堕とされていくところとか、切られることで救われることとかがまた悲しい。

 現在は「鬼切丸伝」という、戦国時代の話が連載中。


 こうしてみると結構、長編が多いですかね。やっぱり長くなってくると気持ちをリセットして最初から読みたいみたいなところがあるのかも。

 あと最近引っ越ししてたので、整理しているときに見かけて懐かしくなってるところもある。片付けが進まないってやつですよ。

 古い作品、完結済みの作品が多いですが逆にまとめて読みやすいと思うので、どこかで見かけたら手に取ってみて下さい。

 
 また読み返したい作品がでてきたら追記していったりしたいと思います。というか連鎖的にどんどん出てきちゃうからこのへんで!