怒濤の詰ん読解消日記

つんどくダイアリー

旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと771冊

「Fate / Apocrypha」3巻感想 ラブでコメりはじめたんですがこれは…

Fate/Apocrypha vol.3「聖人の凱旋」【書籍】

 青髯の旦那が壁を殴る音が聞こえる…

 

ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

VS至高のゴーレム、魔術師の業

 大聖杯はシロウに奪われ、黒の陣営を率いていたヴラド三世とダーニックは散り。邪ンヌはシロウの正体を看破し、それと対峙する。これによって「魔術協会VSユグドミレニア一族」だったこの聖杯大戦が、シロウとそれに与するサーヴァントたちVSジャンヌ・ユグドミレニア一族連合という勢力図に。

 シロウの正体、目的もさることながら…女帝セミラミスはともかくとして、他の赤のサーヴァントたちも(モーさん以外)そのままシロウについていくというのはちょっと意外だったかもしれない。けれどそれぞれの理由を思うと、それはそれで納得する。

 

 そしてここで派手に立ち回るのが黒のキャスター、至高のゴーレム作成を目指す魔術師。このすがすがしいまでの冷淡外道っぷり。流石と言わざるを得ない。

 この完全なる頭のおかしさ…人道や義理人情をどれだけ訴えたとしても、「そうなんだ、じゃあ生け贄にするね?」と無造作に言ってくるような救いのなさ。

そしてそれに見合ったものを作ってくるからまたつよい…

 

 この至高のゴーレム戦は「魔術協会VSユグドミレニア一族」という構図の一つのクライマックスでしたが感想としては、

 

 KYってすげーーーっ!(褒め言葉

 

 ライダー。アストルフォ。保有スキルとして「理性蒸発」と書かれるほどの愛すべきKY。

 サーヴァントとしての立ち位置、強さは微妙だというのはさんざ強調されているような有様でしたけど大活躍やん…

 その強さの本質はきっとその心にあり、どんな空気にも呑まれないことがまた強さでもある。

 

 流石ヒロインだけのことはあるで!(

閑話休題、ラブでコメって

 そして始まる、ジークを巡るジャンヌとアストルフォの恋のさや当て。始まってしまうのか。

 ジャンヌは明らかに明かな感じになってきているのはそれとして、アストルフォは過剰に懐いているだけのような感じもしないでもないというかそもそも

 

 …なところももちろんあるのでこの聖女VS女装子の戦いどこに向かっているのかほんとわからないところあるんですけどこれはこれでよし。

 

 恋に恋している乙女というようなラ・ピュセルっぷりを発揮するジャンヌと、友達ポジのようで主張はしっかりしてくるタイプのアストルフォ。そして無頓着なジークくん。ラノベか!(ラノベだ…)

  

 …まあジャンヌちゃんの誤解が解けたら終わる…終わるのか…? と思いながらジャンヌの貴重な私服コーヒーデートシーンを挟みつつ、物語はまた山場を迎えるのですよね。

暗殺者たちの夜

 あのジャックちゃんと玲霞ママのペアが本編に参戦!

 

 あふれる母性…というひと言で片付けて良いのだろうかこの玲霞さんの適応力…

 ほんとに一般人だったのか疑うでしょ…

 

 まったくフリーダムに二人だけで聖杯大戦の制覇を目指してきたこのペア、どこかでの激突は必死ではあったのですがどういう結末を迎えるのか。

 赤の陣営だったものたちとの決戦の前に決着を付けるべき小さな戦い、平和な道が歩めないのがほんとにつらい。

※本作品の入手について

(2017/04/26 Amazonでも取り扱っているようです!)

 この作品は通常の書籍とは別のルートで販売されているものです。

 公式の取り扱い店舗は、アニメイトanimegaあみあみグッドウィルゲーマーズK-BOOKS 秋葉原新館3FCOMIC ZIN書泉ソフマップ/DMM.com/とらのあなメロンブックスとなっています。

 Amazonとは別に、現在でも販売していそうなところをリンクしておきますが…あとは同人ショップなどを探してみたほうが見つかるかもしれません。

あみあみ [キャラクター&ホビー通販] | Fate/Apocrypha vol.3(書籍)

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Fate/Apocrypha vol.3  (とらのあな)

 TYPE-MOON BOOKSの情報、取扱店舗などについては、こちらをご覧下さい。

TYPE-MOON BOOKS - TYPEMOON.COM

 

 また、今巻でも「夢」という形で、英霊たちの過去、その呪いに似た思いが掌編的に挟まれているのがぐっときます。もうね。サーヴァントとしてはどれだけ赤雷突撃娘だったとしても元々は一国の頂点に並んでいた騎士だったのですよね。

 しかも今の突撃っぷりからはあんまり連想できない、えぐいことやっているなあという気もする。

 

  ここ読んでるともうモーさんこれはもう闇墜ち待ったなしやで…って感じに。大好きな父上なんか二度もオルタ化したうえにサンタコスでプレゼント配ってたりするから血統的にも待ったなしや。

 父上大好きすぎたその愛情が憎悪に変わる…

 

 

 あとそういえば、この世界線では第三次聖杯戦争で大聖杯が強奪されているから、第四次聖杯戦争は発生しなかったと思うんだけど、ロード・エルメロイ二世は聖杯戦争経験者になっているのね。逆に至る所で勃発しているらしいからそのどれかに参戦したんだろうか。運命は変わらないのか。そしてstrage fakeの世界線もこの流れの一幕だったりするんだろうか。