怒濤の詰ん読解消日記

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つんどくダイアリー

旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと777冊

「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」12巻感想 ┌(┌^o^)┐

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者12 (講談社ラノベ文庫)

 どうみてもジャンルがおかしいです

 

揺れるガリウス回

 突如現れた超空間通路によって現代日本とファンタジー世界が結ばれてしまった世界で、そのファンタジー世界の一つの国である神聖エルダント帝国にオタク文化を布教するために送り込まれたのはタダのオタク野郎だった加納慎一。それで現地の皇帝ペトラルカやハーフエルフメイドさんミュセルやスパイだったワーウルフのエルビアやと仲良くなりつつ暗殺されかけたり拉致されたり現代日本に来てみたりして平和にオタク文化を布教している本シリーズ。

 そして今回は…慎一に対する自分の気持ちに揺れるミシェル…同盟国の王子との結婚話が持ち上がり、皇帝としての決断を迫られるペトラルカ…その間にいる加納慎一…というはずが…

 

 どうみてもガリウス(表紙のイケメン王族)が…すごく…ヒロインです…

 

 その同盟国であるツェルベリク王国はガリウスが以前に留学していた国で、ルーベルト王子とは旧知の仲。

 しかし旧友との再会を喜ぶどころか、どこかそわそわしつつ浮かない顔をしたガリウス…

 ルーベルト王子は完全に攻めてくるしな…完全に美埜里さん案件です。

ミュセルと慎一と陛下の関係

 しかしコイバナといえば女性陣も負けてはいません。(何と戦っているんだ)

 ハーフエルフで従順素直なツインテメイドさんというパーフェクトさを体現しているミシェルも慎一に対する自分の気持ちに自覚的になってますますかわいい。あの最初の挿絵ほんとかわいい。ペトラルカも具体的な縁談が持ち上がったことで改めて自分の立場や気持ちを見つめ直すことになるんですよね。

 王族が政略結婚させられることは「マンガやラノベではよくあること」…というか普通に歴史的によくあることでしかないですが、そういう舞台設定で立場としては自由だけど気持ちを表に出せないミュセル、皇帝という地位はあるけどそれゆえに自由には振る舞えないペトラルカ・アン・エルダント三世。そしてその間でふらふらしてるヘタレ加納慎一。なんて綺麗なトライアングラー…

 

 ここに美埜里さん(腐女子)や光流さん(女装男子)が参戦してきたらますますケイオスなところですがそこまでとっちらかってはいなくて軸はぶれずに進んでいく感じですね。

陰謀の影と深まる絆?

 王族の結婚絡み、さらにその相手国の王子とこちらの王族(男)がただならぬ雰囲気で美埜里さん大ハッスル…

 いろいろと平和に終わるはずもなく、またキナ臭い話も裏で発展していきます。

 ちと短絡的な気もしますけど。中世だと人の命とかゴミみたいなもんで邪魔だったら退けておくくらいの感じなのかもしらんな。

 

 けれどもピンチはチャンスといいますか、いろいろとここで気持ちの問題が大きく動いた感じはあります。

 昔の男(王子)と今の彼(シンイチ)との気持ちが揺れ動くガリウス…それを知ってか知らずかシンイチにちょっかい(物理)をかけてくるルーベルト王子…なんてトライアングラー…

 

 ピンチでしかないな慎一…