つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

ジャンル-闇

いつもの日常に戻った「はぐれアイドル地獄変」14巻【#漫画感想】

沖縄から上京したグラドル空手家(?)南風原海空の芸能界残酷物語14巻。女子格闘最大トーナメントだった戦乙女闘宴<<ヴァルキリーオペラ>>が前巻で閉幕して、今巻は日常回かな。読み切りや皆伝の比率も多くて短編集みたいに感じる。もともと1話〜数話完結形だ…

「メイドインアビス」6巻 とうとう後戻りできない領域に…【マンガ感想】

あたらしい世界、あたらしいものたち…バトル多めなところから、また秘境冒険譚らしく。 この、理解しがたいが不気味ではなく穏やかで慈悲のない雰囲気、本当にすごい。 成れ果ての村 ボンドルドとの決着をつけ、とうとう第六層に足を踏み入れるリコたち3人と…

本屋さんは今日もドタバタおおさわぎ! 「ガイコツ書店員 本田さん」2巻まで【マンガ感想】

(「ガイコツ書店員本田さん」より) 孫おいぃぃぃぃぃっっっ!!! たのしそうな書店員さんの日常 この本は、書店に勤務する本田さん(著者)の日常的なエッセイコミックである。ガイコツとかブッダヘッドとか出てくるけど妖怪の話ではない。 実在する(らしい)…

ポン刀持った殺し屋が来たっっっ!!! 「はぐれアイドル地獄変」4巻っっっ!!! 【漫画感想】

(「はぐれアイドル地獄変」4巻より) たまに刃牙を読んでいるのかアイドル業界残酷物語を読んでいるのかわからなくなる。 どちらにせよひどい二択だ… 続々寄ってくるヤバイやつら (「はぐれアイドル地獄変」4巻より) (架空の)アイドル業界の闇がもりもり出て…

ソシャゲ業界の闇と希望がまた一ページ紡がれてしまった「ソシャゲライター クオリアちゃん -恋とシナリオと報酬を-」 【ラノベ感想】

ひとことで言うと闇。 でもそんな中で最大限、面白いものにしようとするシナリオライターの苦闘がまぶしい希望でもある… ゲーム制作ものではあるのですがソーシャルゲーム、しかもそれのシナリオライティングというかなり今までにないところへ強くスポットを…

黎明卿との決戦は、プルシュカの運命はどうなるのか「メイドインアビス」5巻 【漫画感想】

プルシュカを巡り衝突するリコたちと黎明卿ボンドルド…今までよりバトル分が多めの巻でした。 VS黎明卿、死力を尽くした全力バトル 数多の危機をくぐり抜け、リコとレグが謎の大穴「アビス」の底に潜っていく物語である本作ですが、黎明卿の話は珍しく対人、…

"彼女"のいないいつもの日常 「のうりん」13巻感想

実質的には11巻からの続きになります。が、今回は表紙の二人がメイン。はぜろ。 ※前巻までのネタバレを含みます

【ネタバレ】 どうみてもマルチです。映画「闇金ウシジマくん Part3」感想

(C)2016 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会 よくわかるネットワークビジネス編。感想としてビジネスの内容にも触れるのでネタバレとします。 結論として、「すぐに稼げるようになるからだいじょうぶだよ」「まずリスクを取って金を払お…

「バビロン2 -死-」感想 絶望しか見えない…

最後まで読んだら「おお…おお…」って嘆きの声しか出ない… 生きるという権利 様々な社会システムの実験特区として用意された「新域」において、その域長となった齋開花。その彼が、「新域」の仕組みを利用して「自殺法」を制定するという暴挙に出る。正崎たち…

「小説の神様」感想 それは願いと祈り

どうしようもない主人公の闇に引っ張られて小余綾詩凪(こゆるぎしいな)のあふれる光がさらにその黒を濃くしていく、けれどどうしようもないほどの青春小説。 インターネットをさまよっていたら見つけたシリーズです。 orangestar.hatenadiary.jp 一也「人間…

「銭」全7巻感想 ひたすらお金の流れを追うと見えてくるドラマがある

世にも珍しい金勘定漫画。経済や儲け話をテーマにした作品は数あれど、いろんな業種のコスト計算をずっとしてるのはこれくらいじゃないか。 命の値段から始まって 主人公のチョキンは交通事故で生死の境をさまよっているときに、幽霊のジェニーと出会うんで…

あふれ出るのは光か闇か、「業界」を描いたおすすめマンガ13選!

マンガといえば荒唐無稽なファンタジーもいいのですが、現代の闇いろいろな職業を描いたものもそれ自体が知らない世界で大変面白いものです。 そういった、現代を舞台にした「業界」をテーマにしているっぽいものを集めてみました。 ※作品はどれもフィクショ…

「「表現の自由」の守り方」プロローグ部分の感想 ありえないと言っていられるうちが平和です

山田太郎議員の著書である「「表現の自由」の守り方」、その冒頭部分には「もし児童ポルノ禁止法に創作物が含まれていたらどうなっていたか」というifの物語が収録されています。 この本自体については以前に感想を述べたのですが、小説部分についてはあまり…

「エロゲの太陽」全4巻感想 リアル(?)エロゲー開発残酷物語!

エロゲー作るって、たいへんだなあ… 拾われる太陽 エリートサラリーマン街道をひた走っていた主人公の神田太陽は会社の汚職事件の濡れ衣を着せられてしまい、なんとか逃げ出したものの当てもなく行き倒れていた。それを拾ったのが株式会社エリコム社長の月島…

「バビロン1 -女-」感想 巨悪と陰謀に挑む地検特捜部の活躍を描いていた…はずが…?

読み進めていくうちに二転三転し筋の通らない謎にどこに行くのかわからない物語。だがだからこそ目が離せない。しかも「1」とあるとおり続いているわけで。ほんと続きはよ。 東京地検特捜部のお仕事 製薬会社「日本スピリ」のガサ入れから始まるこの物語。正…

水の都で静かに巻き起こる、ゴブリンどもとの抗争の記録 「ゴブリンスレイヤー」2巻感想

水の都の地下迷宮を巡るゴブリンスレイヤー一行とゴブリン集団の激しい死闘。そこに慈悲はあるのか。 ストイックすぎるゴブリンスレイヤーさんが背中で語っているようなところが格好良い。 ゴブリン殺すべし 相変わらずの勢いでゴブリンを殺して殺すゴブリン…

「りとる・けいおす」全2巻感想 こいつはヤクい

一巻の紹介文。 (Amazonより) 内容紹介転校生の伊藤ゆずちゃんは不安でいっぱい。1人で心細いゆずちゃんに声をかけてくれ心優しいあきちゃんとうきっぺ。「友達ができた! 」と喜んだゆずちゃんだったが、この2人がなかなかの曲者で……!?ちょっぴりおませな小…

探窟家の少女と自動機械の少年が大穴の底に挑む探索ファンタジー! 「メイドインアビス」4巻まで感想

この表紙、ふわふわっとした冒険ファンタジーだと思うじゃん? 発見された巨大な縦穴 今から約1900年前。南海ベオルスカの孤島に発見された巨大な縦穴。 謎の力場と独自の生態系をもち、様々な遺跡も眠っているこの縦穴は「アビス」と呼ばれるようになった。…

「あそびあそばせ」1巻感想 やばい。

ジャンルとしてはおそらくシュール、不条理ギャグマンガ、女子校のかわいい女子高生たちの日常マンガというそれ。絵柄も表紙をご覧の通りのかわいさで、中身を読んでるとちょっとリアル寄りの少女漫画? というかわいらしい感じがなくもないんですがこう、な…

「王様達のヴァイキング」9巻まで感想 凄腕ハッカーとエンジェル投資家の現代電子戦物語

ハッカーというやつはキョドってるコミュ障のパソコンオタク。投資家というやつはスカしてるふうでどこか得体が知れない。そんなイメージそのままで最高に格好良い生き様に痺れながら事件をくぐり抜けていくスリルを味わうというほんと面白いクライムサスペ…

ゴブリンが鬼であり魔物であるということを思い出させてくれる一冊であった。「ゴブリンスレイヤー」感想

表紙の美少女神官に気を取られて雑魚モンスターを叩いて回るようなゆるーいファンタジーだと思ってたら地獄のような一冊でしたよー? ゴブリンという魔物 古き良きRPGをはじめとしたファンタジー的世界観のゲーム、マンガ、アニメなんかではだいたい雑魚モン…

「ミスマルカ興国物語」10巻感想 ダークショット闇の法王様

ダークとつければいいというものではない。 闇のユリカ様 言ってしまえばユリカ様回。らぶりーナイトキャップ回。だからなぜ挿絵がないのだ。 戦闘ではルナスに、知略ではシャルロッテに出番を奪われがちなユリカ姉だけれども遺跡の中で存分に活躍できます。…

「なれる! SE」14巻まで一気読み ~このふざけた業界へようこそ

このシリーズも、はや14巻まで出ているので14巻の感想ついでにここらでいちど振り返ってみようかと思ってまとめてみました。 14巻の感想はこちらに。 kagerou-ts.hatenablog.jp さて、1巻からの桜坂工兵の受難活躍を羅列してみますと、 知識ゼロからのネット…

「なれる! SE」14巻 ピンチはチャンス? とか合コンとかダイエットとかの短編集

切れ者突撃娘・次郎丸 縁が表紙の短編集。 残酷SE成分はあんまりなく、ダイエットとか合コンとか平和な日常ですね! エピソード3だけで頭抱えるところまではある。 業界小説風味? なエピソード1 ガテン系IT女子合コン会のエピソード2 無能な働き者は殺るし…

アラフォーに刻の涙しか見えなかった…「のうりん」11巻まで一気読み

少し前に厄介なほうで話題になってしまった、岐阜の農業高校を舞台にしたかなりお馬鹿な農業コメディ。 正月休みに田舎に帰っていたときにいっきに読み切ってしまいました。 現在11巻まで。でも会話劇が主で読みやすく1冊あたり2時間くらいで読めていた感じ…