月のムーンセルで行われた聖杯戦争、その後から始まる今回の戦い。
まだ序盤も序盤ですがやってみた感想としてはすごい…マジ動いてる…!
※公式のほうでネタバレはいけないという話があるようなので極力ストーリーについては触れないようにします。
あと一応、折りたたんでおきますので全く情報入れたくない方は回れ右して購入に走るがよいです。
二週間くらいしたらリライトするか…別に書くかも。
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まだ序盤も序盤ですがやってみた感想としてはすごい…マジ動いてる…!
※公式のほうでネタバレはいけないという話があるようなので極力ストーリーについては触れないようにします。
あと一応、折りたたんでおきますので全く情報入れたくない方は回れ右して購入に走るがよいです。
二週間くらいしたらリライトするか…別に書くかも。
続きを読むC)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
すずさんのありゃーっぽさが光りつつもじんわりくる、前評判に違わぬいい映画でした。
第二次世界大戦中~末期の広島・呉を、一人の女性の視点からすごく丁寧に映像化した映画。
で、戦中の暮らしを題材にしているのですが、明るすぎる暗すぎずというか、「その時代に暮らしていた人」の想いや感情、あたりまえだったことなんかがメインで、過剰にドラマティックな演出や展開はなくただただ普通に過ぎていく。
主人公のすずさんが、まあ、なんていうか、「ありゃー」って感じの人なんで何があってもほっこりするしかないよねっていうのが声と動きがついてすごく「ありゃー」って感じだわこれ。ありゃー。
あー、うん、やっぱてんねんやったなすずさん…
また生活感の書き込みもだいぶ細かい。配給で足らずに地道に菜っ葉を摘んでいくとか。呉に寄港している軍艦とか水兵さん達とか闇市の様子とか。
空襲に応戦してるときに砲撃の破片が町中に飛んできたりするところとか、ああそうだよな何も落ちてこないはずないよなあって。
砲撃の色がカラフルなのもその理由も今まで知らなかったりした。すげえなあ…
ストーリーとかについては原作の漫画から大きく外れることはなく、最後まで収めていたのでよかったです。
(一部省略されたり追加変更されてたりしていましたが時間もあるので致し方ないですね。でも、「省略はされたけど無かったことにはされてない」感じはあるので、原作を読んでみるとさらに趣があるかもしれない。逆に追加されてたっぽいところは、原作側で省略されたところなんだろうか。リンさんと座敷童とか)
そういう日常が普通に過ぎていって、ドラマティックな展開は作られていないけどドラマはある。
もちろんフィクションなので作られたストーリーなんですが、すずさん始めそれぞれの人達の気持ちとか行動とか言葉とか、「ああそういうふうだったんだな」っていう妙な現実感があって。そういうものが重なって作られるストーリーが、見ているときはあっさりしてたんだけど、こう、思い返すとひとつひとつがじんとくるといいますか。
そして日付は間違いなく昭和20年の8月に向かっているわけですよ。
普段の生活感を大切に描きつつ、日付が進むにつれその生活の中に戦争の影が占める割合も大きくなっていって、その視点は徹底してすずさん視点なわけだから、それこそすずさんの記憶の片隅にいるような感じになっているところからの後半。
まあ、空襲とか原爆投下とかは史実なのでネタバレもなにもないんですけど率直に感じた感想としてはあいつらマジで街を焼きやがった…! って感じが半端なかったですね…
広島のほうでピカっと光るやつとかも、呉から見えてたのが「なんじゃろねえ?」って感じだったのがすごい雲が上がってるのが見えてきて「なんだかわからんがえらいことになっとるぞ」感がすごうて。
ただ不思議と見ていて、映像そのものから感じるつらみとかはあまりなくて、そこがでも、もし実際に当事者だったらそんな感じなんだろうか…みたいなところでもあり。
そういう気持ちと「その後」を史実として知っている知識を持った自分の視点とが合わさって、後半はほんと見ていて「ア"…ア"…ア"…」って感じ。
後半と比べると、それまでの毎日がどれだけ平凡で尊かったのかということもよくわかります。
これは原作漫画読んだときも思ったのですけれど。
物語って終わるときはいったん区切りがついたりするわけじゃないですか。やっぱり。
本作もエンドロールという終わりを迎えるまでに、ひとつ区切りがつくわけですが、それでもそこから先、すずさん達はきっと生きていっているんだろうという印象がずっと消えないのですよね。
昭和19年~20年あたりをメインに、すずさんの人生をすこしだけ覗いていたような感じ。
そして、その後どうなっているんだろう…というのはもちろん気にはなりますけど。きっと元気でやってるだろうし「お達者で」みたいな感じで一先ず見終ったような、なんとも不思議な気持ちになっています。
まあ、どんな時代になっても「ありゃー」って顔してるんやろうなあって感じだけはありますけど。ありゃーって。
公式サイト
映画情報
原作など
原作を読んだ感想も書いています。よろしければこちらも是非。
監督インタビュー記事。良インタビューなので、映画を見終った方も、これから見る方も。
「BLACK LAGOON」の方なんやな…あれも半端ない。双子の殺し屋の最期が最高に好き。
ついかっとなって買ってしまったミニ
正式には「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」となるこのガジェット。
小さい…なんかのおまけみたい。でもちゃんと動く。
15cm定規と並べてもこのとおり。
そして収録されているタイトルは以下の通り、懐かしの作品ばかり…懐かしすぎてやったことあるやつのほうが少ないかもしれないところまである。
俺がファミコン買ったとき、もうドラクエ4が出るころだったから…
タイトル | 発売 | メーカー |
---|---|---|
スーパーマリオブラザーズ | 1985 | 任天堂 |
アトランチスの謎 | 1986 | サンソフト |
ゼルダの伝説 | 1986 | 任天堂 |
魔界村 | 1986 | カプコン |
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | 1990 | テクノスジャパン |
パックマン | 1984 | ナムコ |
アイスクライマー | 1985 | 任天堂 |
イー・アル・カンフー | 1985 | KONAMI |
スーパー魂斗羅 | 1990 | KONAMI |
悪魔城ドラキュラ | 1986 | KONAMI |
ドクターマリオ | 1990 | 任天堂 |
バルーンファイト | 1985 | 任天堂 |
スーパーマリオUSA | 1992 | 任天堂 |
エキサイトバイク | 1984 | 任天堂 |
スーパーマリオブラザーズ3 | 1988 | 任天堂 |
ドンキーコング | 1983 | 任天堂 |
つっぱり大相撲 | 1987 | テクモ |
ダウンタウン熱血物語 | 1989 | テクノスジャパン |
マリオオープンゴルフ | 1991 | 任天堂 |
ギャラガ | 1985 | ナムコ |
マリオブラザーズ | 1983 | 任天堂 |
リンクの冒険 | 1987 | 任天堂 |
星のカービィ | 1993 | 任天堂 |
ファイナルファンタジーⅢ | 1990 | スクウェア |
ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ | 1989 | テクノスジャパン |
メトロイド | 1986 | 任天堂 |
ソロモンの鍵 | 1986 | テクモ |
グラディウス | 1986 | KONAMI |
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 | 1988 | カプコン |
忍者龍剣伝 | 1988 | テクモ |
この小さい筐体にこれだけ詰まっているというのもなかなかのものですが、ハード周りも現代風でmicroUSB給電、HDMI出力となっておりPCモニタにもテレビにも普通に繋ぐことができます。USB給電はスマホとかと同じように、USB充電器などから取ってやればOK。
専用アダプタもあるけど、見た感じただのUSB充電器でしょうかね。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 専用ACアダプター
まずは基本のマリオ。まあ最初やったときにBダッシュ→ジャンプ→「?」ブロック→きのこ即死亡というアレをやりましたけど。画面歪んでるのはほんと写メだからゆるして。
そして1-2から4-1にいってしぬ。死ぬのはいいけど最初からやり直しとかどうやってクリアしていたんだ昔…
気を取り直してやったことなかった魂斗羅とかやってみる。
最初のステージの途中っぽいところでしぬ。
エアーマンには倒すどころかたどり着けなかった。(ロックマン2)
れいほうがくえんで始めたのにクロスカントリーで脱落した図 (それゆけ大運動会)
…昔はどうやってクリアしてたんですかねえ…?
もう救いはRPGしかない…(地道に進めていけばクリアできるから!
…でも俺、FF3はFC、DS、Androidとやってるけど一度もクリアできてなかった。救いはなかった…
LRでのキャラ切り替えとかになれちゃってるから、やっぱりボタン少ないRPGは不便に感じちゃうところもあった。
その他にも初見なのをちょこちょこ試してみては死に試してみては死にを繰り返してなんかこうファミコンを上手くクリアできないおっさんみたいになってる。みたいっていうかファミコンを上手くクリアできないおっさん。
当時のお父さん達の苦労が忍ばれます。
でも、今やり直してみるとこの小さな容量でずいぶんと工夫されてますよねファミコン。
このおっ…ドット絵とか。
ダブルドラゴンⅡ、難易度もそんな高くなくて進めやすいからおすすめ。
Aボタンが右方向攻撃でBボタンが左方向攻撃(キャラの向いている方向ではない)っていうの何を思ってそうしたのかわからないところあるけど。
さてここでちょっと本体周りを見てみますと、microUSB給電、HDMI出力は今風のそれとして本体が小さければコントローラーも小さい。
で、コントローラー小さすぎてどうかなと思っていたけど意外と普通に操作はできました。
ちゃんと横にはまるから素晴らしい。
画面出力については「4:3」「ピクセルパーフェクト」に加えて「アナログテレビ」というモードがありました。
まずこちらが標準の4:3。
で、ピクセルパーフェクト。
アナログテレビ。
…画像だとそこまであんまり違いわからないかもしれないですね…「ピクセルパーフェクト」は補完が効いててなめらかに見えます。
「アナログテレビ」は、走査線っぽい感じになっててなるほどアナログって感じします。
あとゲームの切り替えはリセットボタンで。中断も兼ねているので猫に踏まれても安心です。
そのリセットボタンで中断したポイントをゲームごとに4つまで登録しておけるのも今風ですね。
で、もしかしてファミコンミニになって良くなったのかなと思うところは画面もだけど音も。
昔はブラウン管テレビのスピーカーから出てたやつだったし、正直そこまで覚えてないから比較はできないけど…良い感じのファミコンサウンドに聞こえます。
他に設定とか見てたらOSSの表記があった。
Linuxかー ゲーム機にこういう表記があるのって今の時代を感じますね…
ちなみに記載されていたOSSは以下の通り。
Luaとか入ってるんだーとか思いながらみてた。
そういう感じで懐かしみつつやってみていたファミコンミニです。
ちっちゃかわいいゲーム機としてライトな感じに楽しめるアイテムだと思いますので、懐かし世代の人も、全然知らないけどちょっと昔を見てみたい人も一度お手にとってみてはどうでしょうか。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付
Amazon限定だと収録タイトルのパッケージをあしらったポストカードが付いてきます。
なんか今はめっちゃプレミアついてしまってるからおすすめしづらいところありますが…価格がまともに戻ったら、是非チェックを。
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
フレーフレーとはベタすぎるから言わない。
5年なー。正直なところ世の中の動きも状況も早すぎるのでどうなっているかはなんともいえないけれども、毎日の積み重ねで行き着くところにいるんだろうと思います。
逆に5年前に現状が想像ついたかというと微妙。でも振り返るとまあ順当。
四十路に突入しているだろうからもそっとマシな感じになってると思いたい。
ブログは続けてるかなあ。
以前には一度書いてたけどだんだん書かなくなってサーバー代だけなんとなく払ってしまってたような状態だったから、それを再開してそこそこちゃんと更新してるのはたぶん一番予想外でしょう。
一応、前のブログを見てみると最後は2011年の7月。あー地震のあった年か…あれから5年でもあるんですね…
お陰様で小さいながらもサーバー代などはペイできてます。ありがとうございます。
ブログのキャンペーンだからブログの話をすると、これはちゃんと続ければ比例して成果になる趣味だと思うのでまた続けていきたいとは思いますね。ネタが尽きることはないし。最低でもあと840記事はいけるってことですからね…(震え
5年まえからこれくらい続けていればなあ、というのはたまによく思うことなので、逆に5年後にそう後悔しないよう、始められることは折を見てちゃんと初めて続けていきたいですね。
出遅れたー! って思っても、その台詞を5年後に言わずに済むように。
というエントリを見かけまして。
私もあまり読み返すほうではないのですが(それより積んでいる本たちが…)、たまに無性に読み返したくなる漫画ってあるなと思ってちょっとピックアップしてみました。
闇金融カウカウファイナンスの経営者ウシジマくんとその客だったり関係者だったりの喜怒哀楽ストーリー。
題材が題材なだけにだいぶブラックで、闇金でクビが回らなくなって詰んだみたいな話からチンピラにヤクザの抗争、ネットワークビジネスなどの問題までそっち系が幅広い。
ウシジマくんはウシジマくんで、善でも悪でもなくただ金を貸してつけ込む隙があったら食い物にするというえげつなさがまたいい。始めから騙そうとはあんまりしていないが油断したら殺られる感。
どうして唐突に読みたくなるのかはよくわからないけど僕的にはヤクザの抗争とかより初期の頃のパチンコ代を闇金に都合しに来るような一般人が破滅してくやつのほうが好きです。
辺境に生きていた少年ゴンがハンター(要するに冒険者みたいな感じ)だという父親の後を追いハンターを目指して冒険をしていくという設定は結構王道のマンガ。
でもやっていることは能力バトルと高度な頭脳戦。
結果を知ってるんだけど、それがうろ覚えになった頃になんとなく手にとってまた結果知ってるんだけどあーやっぱ天才だこの人みたいなふうに思ってます。
読んでて32巻が出たのが2012年ということに気づいて絶望した。(現在33巻まで、33巻は2016年刊行)
個人の雑貨輸入商井之頭五郎がひたすら一人で飯を食う漫画。
本当に飯を喰いながらぶつぶつ言ってるだけの漫画なんだけど不思議な味がある。なんかこう何度読んでもじわじわくる。
ドラマは深夜に放映されて飯テロを起こした後原作者がさらに煽りを入れてくるというテロをやっておりましたね…(それがSeason5まで続いてる
五つの惑星で起こる戦争と歴史を舞台とした人間と騎士とファティマとモーターヘッド(MH)の果てないファンタジー。
MHの格好良さとファティマのはかなさ、騎士の強さという部分的な魅力と、全ての物語が断片的に語られてそして全てが繋がっていくという部分と全体の構成がすごくたまらない。
まあ新刊が出るたびに読み返さないといけないほど間が空いてるという話は置いておくにしても、印象的な場面が多くて先を知ってても飽きず、また読みたいという妙な中毒性があるのは確か。リブートしても泣かない。
(僕的に、慣れ親しんでいたデザインとか呼称とかが一気に無かったことにされてるようでちょっとかなしいところはあるのですよね。でもそういうところも含めてそういう作品だしなあ…)
中国・殷王朝で悪逆の限りを尽くす仙人、妲己を封じるために「封神計画」を実行する太公望とその仲間たちの異能バトル。
もとは中国の古典なのですが現代風にアレンジされてて読みやすく面白い。
バトルシーンも多めですが話のキモは封神計画の行く末だったり、太公望が自分ではあんまり闘わない軍師系だから一つ一つの戦いより全体の動向のほうが重視されてる感じだったりがジャンプバトル漫画としては異質かも。
あのあっさりめな感じの絵と雰囲気が好きで読み返したくなるのかしら。
東西新聞社文化部の社員山岡と栗田さんが「究極のメニュー」を決めていく企画で、食のうんちくを披露したり料理で問題解決したり美食家海原雄山との壮大な親子喧嘩に発展したりしていくやつ。 読み返す、というけど実は全巻読破していません。でもなぜか不定期に1巻からまた読みたくなる。つまり最初のほうは何度も読んでる。
ストーリーは短編連作式なので、適当なところから読み始めてもだいたいわかるというのもあるのかもしれない。
見習い寿司職人将太が、様々な壁にぶつかりながら成長していく料理ものドラマ。
いろいろ難問が出てくるけれどだいたい寿司で解決していくのはお約束でもありますが寿司ってすごい…
題材は寿司ですが中身はスポ根みたいなところもあり、寿司に関するうんちくなども面白く、ふとしたときに(特にお寿司を食べてるときに)思い出すわけです。これが地紙の型か…! みたいなのを(わかってない
(余談ですが確か実写ドラマもやってて、小手返し一手がスパーン! と決まるの楽しみにしてたけど実際は握り込んでるだけみたいな感じでああ~まあそうか~って感じになったのも覚えてます)
二世が活躍する続編シリーズも出ていてこちらも好きでした。でも結構早く終わってしまった…
俺が打とう…お前の金で…
というクレイジーとしか思えないひと言で代打ちをするホールの救世主モッちゃん。そこからなぜか爆連するのはファンタジー。
いろいろと負けが込んで追い詰められたパチ屋の客が救われていく話ではあるんだけど妙な人生哲学じみた重さがじわじわくる。
うちにあるのはパチスロ4号機時代の漫画なので、ちゃんと出ていた時代の懐かしさもあってたまに見かけたら読んでしまいます。
パチンコとかパチスロとか全く知らない人からするとよくわからないわって感じだろうとは思いますがw
それはそれとして検索してみたらなんか新書がでていてこれは…って顔に。
剣と魔法の世界アースティアを舞台にした音速の騎士(見習い)アデューたちの冒険物語。
漫画版は3巻と短いけれどバトルとアツさはぎっしり詰まってる。
アニメとだいぶ違ってたのが最初に読んだとき新鮮で、だから余計に思い出深くて読み返したくなるのかもしれないです。
あとSD風ロボと勇者と姫が好き。パッフィー・パフリシア略すとぱふぱふになることに20年越しで気づくなど新しい発見もあります(違う
というかもう20年以上前の作品になるの…文庫版でも2010年、だいぶ絵が変わってる感じあるなあ…
謎の美女ミザリィが水先案内してくれるオカルトホラー連作短編。
1話完結で読みやすい、ひねりの効いたストーリーがいいです。
漫画など創作物が有害だとして禁じられて焼かれる話はなかなかつらいものがある。
ちょっとオタクっぽい普通の男子であるところの和人くんとハーフ宇宙人成恵ちゃんのラブでコメってストロベリってるSF漫画。
ああなんかこう夢が詰まってる…
ゆるい雰囲気の癒やし系SFでもある。
無免許の天才外科医ブラック・ジャックが様々な患者を治療していくヒューマン・ドラマです。
ブラック・ジャックは法外な料金を請求する凄腕の外科医で、どんな困難な治療もこなしていくわけですが、まれに上手くいかなかったり、「手術は上手くいっても」上手くいかなかったり。人間の業を感じたり。
最後に去っていく背中が全てを語ってる感じがかっこいい…
現在連載中のヤング・ブラックジャックも良い味出してます。
また個人的には、こっちのリアルな表紙のほうがなじみ深かったりします。
子どもの頃は図書館にあった上製本を何度も読んでました。
今は新シリーズで連載再開していますのでそちらもアリ。
私立鶴ヶ峰学園でヤンチャな空手使い新堂功太郎と幼なじみで風紀委員の美少女渡瀬麻由美を中心にいろいろバタバタする学園バトルラブコメ。巻数はすごいけど劇中時間は全然過ぎてないというマジック。
ちびちびと集めました…今は電子書籍版があるんですね…いい時代や…でも「L」がないぞ…?
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出てくる人物も多様多彩でストーリー性もあって楽しいです。横島くんが地味に強くなっていくのが地味に好き。
作者は現在「絶対可憐チルドレン」を連載中の椎名高志先生で、絶チルの雰囲気が好きなら全然楽しめるはず。
長寿連載さすがですなあ…
同作者の「MISTERジパング」とかも好き。織田信長と愉快な仲間達が無茶するやつ。
鬼となったものを切る、神器名剣・鬼切丸。その刀をもつ少年が鬼と対峙していくホラーオムニバス。
女の人の怨みやねたみ、強い感情が鬼に堕とされていくところとか、切られることで救われることとかがまた悲しい。
現在は「鬼切丸伝」という、戦国時代の話が連載中。
こうしてみると結構、長編が多いですかね。やっぱり長くなってくると気持ちをリセットして最初から読みたいみたいなところがあるのかも。
あと最近引っ越ししてたので、整理しているときに見かけて懐かしくなってるところもある。片付けが進まないってやつですよ。
古い作品、完結済みの作品が多いですが逆にまとめて読みやすいと思うので、どこかで見かけたら手に取ってみて下さい。
また読み返したい作品がでてきたら追記していったりしたいと思います。というか連鎖的にどんどん出てきちゃうからこのへんで!
振られていたSF設定を回収しつつ明かされる衝撃の展開!
「竜の巣」という重要施設があるバハイラム王国の第三王都が突如異変に見舞われ、そのただ中に取り残されるミュセルの母、ファルメル・フォグロン。
「先見」(所謂預言、予知能力)の力がある彼女の言で、カノウシンイチを連れてくるためにエルダント帝国に向かうアマテナとクラーラ。
そして「竜の巣」でシンイチたちが見たものはーーという、ストーリー成分多めでお届けされている感じの今巻です。
ラストに向けてということもあり、色々と謎だったものの理由が繋がったりもしますね。
そしてずっと悩んでいるシンイチ…お前…
まあ…そりゃあそのファンタジーすぎる異世界美少女の誰が一番かなんて選べないというのは…否定できないが…
でも、これはラブコメ成分側の根幹に関わってきているところでもあるし、文体が基本的にシンイチの一人称だから余計そう感じるところあるのかもしれないけど、結局シンイチは誰のことが好きなのか、というのがよくわからないところもある感じがするのですよね。
それぞれに好意を持っているのはわかるんだけど、なんていうか選ばなきゃいけないと言われているから選ばなきゃってなっている感じが強いというか。
なんかこうなると誰を選んでも幸せになれないとか、消去法で選択肢が消えていくみたいな展開になったりとか(ペトラルカはある意味その筆頭ですね。恋愛までならともかく皇帝と縁談はハードル高いでしょという)、そういうちょっともにょもにょした感じにもなりそうで。
ただそもそも、「誰か一人を選ぶ」みたいなのはキリスト教的一夫一妻の理念的な話でもあるので、ここ異世界だから関係ねーやっていうのはファンタジー的には解答として正解なのかもしれないなあと思ったりもするところがあったり。
まあそれでも、「誰が一番か」は宣言しないといけないでしょうね。爆発しろ。
またそれとは別に、日本国から知らせを持ってきた的場さんが何を伝えようとしていたのか、はとても気になりますね。
今回の「竜の巣」で明らかになった秘密とおそらく関係があることなんだろうかなとも思いつつ。
「秘密」というか、正確には別に秘匿されていたというわけではないのですが、結構ありがちなようでよく考えるとここまでダイレクトなのは見たことなかったかな…? という一ひねり。
おおーって思いつつも、冷静に考えるとこれはどういうパラドクスで結論づけるんだ…? みたいなふうに思えるところもありいろんな意味で次巻以降が楽しみです。
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あ"あ"~
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西暦1940年、欧州。ゲルマニア帝国の侵略とそれに立ち向かう姫そして魔女。
今にもゲルマニアに攻め込まれんとするエイルシュタットの姫フィーネと、一個中隊を撃墜せしめた白き魔女イゼッタの出会いから広がっていく戦火。というような、結構硬派な感じの戦争ものです。
モチーフになっているのはおそらく明らかにWW2の欧州。兵器と魔女というとストライクウィッチーズを思い出したりもしますけど、こっちはガチの対人戦争ですね…
そんな過酷な状況の中で輝く少女の絆…また魔女と戦闘機のドッグファイトなど戦闘描写もなかなかです。
公式サイト
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1939年、欧州に突如現れた「ネウロイ」と呼ばれる敵と戦うべく組織される、ウィッチと呼ばれる魔法少女たちの兵団。
それから5年後の1944年、扶桑皇国の落ちこぼれ魔女雁淵ひかりが欧州に派遣されてがんばっていく感じのお話ですおねえちゃんかわいい。
劇中の時間軸はストライクウィッチーズの1期と2期の間ということで、501の面々も出てきたりするのでしょうか。
なんか戦闘シーンがCGっぽいと言われてたけど個人的にはあんまり気にならなかったです。
実はストライクウィッチーズのほうは見てなくて断片的にしか知らないから見てみようかなあ。
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バトルロイヤル殺戮系魔法少女。少女…?
1話はチュートリアルみたいなものでちょっと拍子抜けるところあるけど回を追うごとに本性が出てくるやつなのでやっぱり3話くらいまでは見てから決めるがいい…
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